視覚障害者のためのVoiceOver 教室
7月10日、ウィズあかし(生涯学習センター)の学習室703にて、第10回 KOKOA勉強会(スマホ教室)を兵庫県身体障害者福祉協会の主催で実施しました。
今回のテーマは「EnvisionAIの新機能を使ってみよう」と題して行いました。講師は栗川隆宏先生(姫路デジタルサポート)にお願いしました。受講者4名、サポーター6名の参加がありました。
EnvisionAIの新しい機能は主に3つです。
- ①Ask Envision
- スキャンテキスト、インポート、風景を説明する機能で質問ができます。
- ②探索
- スマホカメラに映ったものの名称を読み上げます。
- ③3秒
- 3秒後にシャッターが切れます。
これらの機能について、アプリのバージョンが最新であることを確認したあと、実際に操作をして確かめました。設定においては、このアプリの音源がボイスオーバーとは独立したサウンドを使用しているので、「おとや」に設定することで差別化を図る工夫をこらしました。
PDFファイルをインポートしたあとで、内容についてaskしても、「問題が発生しました」という不具合が生じました。せっかくのAIの機能が充分に発揮できず、残念な一面はありますが、今後に期待したいと思います。
次回の勉強会は、8月14日、「歩行支援アプリについて」というテーマで実施する予定です。
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