視覚障害者のためのVoiceOver 教室
5月8日、ウィズあかし(生涯学習センター)の学習室703にて、第8回 KOKOA勉強会(スマホ教室)を実施しました。
今回のテーマは、「UniVoiceアプリを使って音声コードで文書を読む」です。講師は栗川隆宏先生(姫路デジタルサポート)に担当していただきました。受講者4名、サポーター6名で実施しました。
今回の講習では、App Storeアプリで音声入力を用いた検索を行い、インストールの練習を行いました。また、実際に音声コードの検出・読み上げの方法について学習しました。このアプリはQRコードの検出に対しても、すばやく反応するため、その使い分けがポイントになります。私たち視覚障害者は、紙面のどの位置にコードが印刷されているかを把握することが、初めの一歩となります。
さらに、ハザードマップの読み上げ練習も行いました。実際に災害が起こってからアプリを操作することは困難を極めるため、日頃から事前に避難場所などをよく理解しておくことが重要です。最後に、登録した住所地の役所の「お知らせ」を読む方法についても学習しました。
音声コードの普及は、まだまだ進んでいないのが実態です。今回の講習会を通して、UniVoiceコードが市民権を得られるよう様々な角
度から活動していくことが必要です。