視覚障害者のためのVoiceOver教室
8月14日、ウィズあかし(生涯学習センター)の学習室702にて、第11回KOKOA勉強会(スマホ教室)を兵庫県身体障害者福祉協会の主催で実施しました。今回は「OKOアプリ、ナビレンスアプリによる歩行支援」と題して行いました。講師は栗川隆宏先生(姫路デジタルサポート)にお願いしました。受講者3名、サポーター3名、また、サポーターの勉強を希望されている晴眼の見学者の参加もありました。
前半のOKOアプリについては、主に新しい機能について体験しました。ナビゲーション機能では、目的地を設定して、その検索結果にもとずき、様々な質問をしてAIの解析結果を取得しました。所在地、電話番号、施設案内、飲食店のメニューや開店時間など。ナビとしての働き以上に、複雑なWebサイトの閲覧に比べると、よりダイレクトに容易に情報を取得しやすいという副産物が有用だと感じました。
その他、目的地までの「道順」の案内機能を検索して、講師の説明を受けながら、ルートの疑似体験を行いました。また、「OKOで検出」をシリで呼び出して、従来から搭載されている信号検出機能を、直接起動する方法を学びました。
後半は、ナビレンスコード(カメレオンコード)を扱いました。パーソナルコードとパブリックコードの違いや、QRコードを埋め込んだアクセシビリティーナビレンスコードの検出、最後に、360ビジョンルートコードの使い方について、2カ所に簡易なランドマークを貼り付けて、実際に出発地点から目的地までの屋内の様子を録画撮影し、
マーキングしたあとで、効果音を頼りにルートの歩行体験を行いました。
参考:OKOの使い方テキストへ
次回は9月11日、
「カレンダーアプリの使い方」について扱う予定です。